失敗しない!デザインに困った時の対処法7選
こんにちは、デザイナーのYAです。
デザイナーによって、デザインを作ることを生き甲斐にしていたり、毎回引き出しが足りなくて困る、などなど色んな思いの方がいると思います。
私はデザインが大好きなのですが、やはり毎回スルスルと案が出てくるわけではないのです。
時には全くデザインが浮かばす、脳内が困窮してしまうことも少なからず……
デザイン専門学校を卒業して早8年ほどが経ち、それなりに何かしら作ってきたつもりですが、まだまだ引き出しの数は半分にも満たないと思っています。
そんな私なりに、デザインに困った時の対処法や逃げ道などをお教えしていこうかと思います。
1.背景をつけてみる
デザインの対処法、まずはこれですね。
というか、大体のデザインは背景に色や柄がついていると思いますが、これって結構盲点だったりします。
「背景ベースを白にしてデザインをしたい」
などと、デザインの方向性が自分の中である程度決まっていても、その面に載せるテキストや写真によっては、そのまま作り進めると自分の意に全く沿わぬデザインになることも少なくありませんよね。
そういう時って、大体自分のベースに固執してることが多いのです。
「背景はこうだ!」と一度決めているのでなかなか変えず、装飾などでどうにかしようとするのです。
どうやってもうまくいかない時は背景を変えてみましょう。
もしくは背景の部分的に柄を入れてみたり。
私が背景に装飾をするときは大体このようなものを使用します。
メンフィス柄自体見たことはあったのですが、名前は知りませんでしたし使い始めたのも最近です。
ここ最近使う機会が増えて気に入ってしまって、今ではバカの一つ覚えのように使いまくっています。
困った時の対処法、逃げ道にしては結構おしゃれでおすすめです。
2.細部を凝る
デザインの対処法、二つ目は「細部を飾る」ですね。
なんかメリハリのないデザインだなあ……と、自分が作ったデザインを見て思ったこと、あると思います。
難しいことを言っているように聞こえますが、大したことはありません。
例えば、
①セリフや数字に吹き出しをつける
②写真から文字を出す
③テキストにちょっと飾った下線を引いてみる
④英文字を飾りとして入れてみる
⑤ワンポイントにイラストを入れてみる
⑥文字を湾曲させる
などなど、方法はいくらでもありますが、上記を図解するとこんな感じです。
弊社の事例をぜひご覧いただきたいのですが、実際作るときはもっと装飾はしっかり凝って作っています。
小さいけどデザインを引き立たせる大切な要素ですからね。
上の図はあくまで一例としてご覧いただければ幸いです。
おしゃれなデザインを見ても細部が凝られていないデザインはなかなか無いと言っていいほど、ほとんどのデザインでこの方法は多用されています。
デザインで困った時はまずやってみるといいでしょう。
3.枠を付ける
載せるテキストが多かったりすると収集がつかなくなって困ることが多々ありますが、そんな時に使えるのが「枠」「フレーム」飾りですね。
テキストを一部フレーム飾りで囲うことで目が行くようになります。
豪華な飾り枠などは、自分で作るとなると結構面倒。
そんな時はイラストACの出番です。
ここには数多くのフレーム素材が公開されているので、デザインに困ったなら一度訪れてみましょう。
4.季節感に逃げてみる
デザインに行き詰まった時は、デザインに季節感を出してみるのも良いでしょう。
春夏秋冬はもちろん、クリスマスや節分・七夕など、その季節に合わせたイベントの雰囲気にデザインを合わせていくのもいいですね。
5.思い切って色を変える
思ったのと違う。見栄えが悪い。困ったなあ……。
それって結構色が影響していることも少なくありません。
例えば……
①タイトルの色を変えてみる
②タイトルの色と反対色を選んでみる
③キャプションの色が薄くて読みにくい?逆に色が反発して浮いている?
などなど、数えればキリがないくらい原因はあります。
自分がイメージして作ったデザインを崩すのってもったいない感じがして抵抗がありますよね。
色はそのデザインのイメージを大きく左右する大切な要素なので、困った時は思い切って色を変えてみることをお勧めします。
配色のルールや配色方法については別の記事で書いていますので、ぜひ合わせてお読みください!
色使いに悩んだらこちらの記事もチェックしてみてください!
必ず役に立つこと間違いなしです。(私はこのカラーツールたち、多用させていただいています)
6.フォントを変えてみる
フォントも色と同様デザインの雰囲気を決める大切な要素の一つです。
デザインに困ったらフォントを見直してみましょう。
あしらい用のフォントも同様です。
「ゴシック」「丸ゴシック」「明朝体」「デザインフォント」……こんな数多ある中から改めて合うフォントを探すなんて大変だよ!なんて思っている方はご安心ください。
過去の記事で「おすすめフォント」を紹介しているので、こちらもぜひご覧ください。
7.写真のトリミングを調整してみる
写真の調整が許されるなら、トリミングを変えてみることも手です。
このように、引きの構図からかなり寄ってみたりすることで、写真の印象もガラリと変わりますよね。
顔写真を使うときは顔をアップにすることで表情が目立って迫力も増しますし、デザインに与える雰囲気が全く違うものになることも多いのです。
写真を使うデザインで困ったときは、一度写真のトリミングを調整してみましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
「自分は気にかけている」と思っていることでも、意外と「あ、そういえば試してない」と思う項目があったかもしれませんね。
1.背景をつけてみる
2.細部を凝る
3.枠をつける
4.季節感に逃げてみる
5.思い切って色を変える
6.フォントを変えてみる
7.写真のトリミングを調整してみる
これはほんの一部です。もっとデザインを良くする方法は溢れるほどありますが、それも今後記事として書いていこうかと思います。
それではまた次のブログでお会いしましょう!