ちょっとだけ打たれ強くなれる方法。

こんにちは、デザイナーのYAです。
自分が作ったデザインに指摘が入ったときや、ちょっとした仕草・言動を注意されたとき……凹んでいませんか?
私は今でこそ凹むことは少なくなりましたが、ほんの数年前まではすぐに凹んでしまうし引きずってしまう打たれ弱い性格でした。
新人の頃はちょっとデザインの指摘をされたり、電話の話し方を注意されるとすぐ「あの人も同じじゃん」などと、子供のような考えが頭を巡ったりしたものです。
そんな私が実践した「ちょっとだけ打たれ強くなれる方法」をご紹介します。

1.練習不足・勉強不足・経験不足!指摘や注意はありがたいこと

新人デザイナーや仕事に慣れ始めた頃は特にありがちなのですが、そういう時期って、謎の自信を持ったりしませんでしたか?
たまたま作ったデザインを褒められると「うわ、私ってすごいんじゃない?」って思ったり。
「専門学校を卒業したからデザインのことはわかっているぞ!」と自慢げになってみたり。
「おしゃれなデザインをネットで探して真似したのに……ダメなところなんてないじゃないか!」と怒ってみたり。

最初は誰でもこんなふうに思ってしまうと思います。
でもこれって実は大きな間違いで、たとえ専門学校を出ていたとしても実務に勝る経験ってないと私は思っています。
新入社員なら尚更、実務経験がないに等しい人ならば勉強不足で当たり前。
デザイナーがクライアントワークをする上で必要なものは、実際に経験しないとわからないものです。
デザイナーになって8年が経つ私も、いまだに指摘はされますし、うまくいかないことだって多々あります。
初めて経験することだってまだまだたくさんありますし、その度に注意されたり指摘されたりします。
でも、その度に調べたり、次はどう生かせば良いのか?何がダメだったのか?と考え、改善しようとします。
指摘をしてくる人は、そうしてあなたが成長するのを心待ちにしているのです。
何も完璧な人なんていませんし、指摘されるのは誰かと絡んでいる以上当然のこと。
指摘はありがたいことなのだと理解し、練習不足・勉強不足・経験不足な自分を成長させる良い機会なのだと言い聞かせてみてください。
きっと、ちょっとだけ考え方が変わるはずですよ。

2.決して否定されているわけではない

あなたが作ったデザインに対して指摘をされた時に凹む第一の理由は、相手はデザインの話をしているのに、あなたが「それを作ったあなた自身を否定されたと勘違いしているから」だと私は思うのです。
でも、それって大きな間違いなんです。
前項でも書いていますが、指摘や注意をされるのは、あなたに成長して欲しいから。
あなたに伸び代があって、成長する見込みがある、改善の余地があるから人は注意するのです。

3.割り切ってポジティブに考える

凹でいる時や落ち込んでる時って、その原因となった出来事を思いっきり引きずってしまっているからですよね。
「ああ言えばよかったかな」
「なんでこんな言い方したんだろう」
「なんで自分はこんなこともできないのだろう」
こんなふうにネガティブな考えが巡り巡って脳内がぐちゃぐちゃになってしまうのです。

私もちょっと前まではネガティブに考えるのが日常茶飯事でした。
でも結局、考えたところで時間は巻き戻りません。やってしまったことはどうすることもできないんですよ。
そしてある日、うじうじ引きずっている方が時間の無駄だとわかってしまったのです。
実際は大したことでもないのに、なんでこんなに悩んでいるの?と馬鹿馬鹿しく思うことさえありました。

その「悩んでいる」時間を、「自分のために活かす」時間に変えたほうがよっぽどマシですよね。
例えば自己啓発本でも良いし、雑誌でも良いので何か読むとか、趣味に没頭してみるとか。
いつもよりちょっと長めにお風呂に入ってリラックスしてみるとか、簡単に瞑想してみるとか。
そして自分の言動を振り返って、「次はああしよう」「こんな言い回しがあるのか。次試してみよう」などと考えてみるのです。
自分のためにできることってたくさんありますし、凹むより何倍もためになることばかりです。
もうそんな時間の無駄使いはやめて、限られた時間をポジティブな方向に使っていきましょう。

4.小さな目標を少しづつクリアしていく

例えば「今日はこのパーツを作ってみよう」とか「今日はこの人と話してみよう」とか。
なんでも良いので小さな目標を設定してみましょう。
どんなに小さくても、自分で設定した目標を達成できるのってとてもすごいことなのです。
私は趣味で絵を描いているのでそういう目標は立てやすいのですが、「今日は色塗りまで進める」「今日はラフを描きあげるぞ」といった目標を日ごとに立てて、時間の有す限りそれに挑戦します。
そしてそれが達成された時はいつも「よっしゃ!」と、目標が達成感に変わります。
じゃあ今日は……と楽しくなってしまうのです。
この日々の積み重ね。これがいつか大きな目標になってそれをまた達成できた時、その嬉しさや達成感は何倍にも増幅していきますよね。
これって自信にも繋がりますし、割とメンタルも強化されていくんです。その理由を今はっきりと説明できないのが悔しいですが……。
でもこれはかなりオススメの方法で、実際私もこれで少しポジティブになれたので、「自分は無理」「才能がないから何をしてもダメだよ」なんて卑屈にならず、騙されたと思って一度やってみてください。

5.それとこれとは別。切り替えが重要。

ここでいう「切り替え」と言うのは「もういいや!」と、物事や考えを投げ出すことではありません。

「仕事とプライベートは別」
私はこういう考え方を持つ人間です。仕事の時間と趣味を満喫すつ時間は全くもって別物です。
なので、できるだけ仕事のことはプライベートな時間に持ち込まないように心がけています。

「それとこれとは別」
これも同じ考え方で、もしその人がご飯を奢ってくれたとしても、みんなが一生懸命仕事をしている中、その人一人だけスマホを見て遊んでいたら……?

何が言いたいのかと言うと、「切り替えが大事」ということです。

ご飯を奢ってくれたからといって遊んで良いのかと言われると、それとこれとは話が別。って思いますよね。
凹んでしまう人って、それとは逆の考えを持っているのだと思うのです。
「昨日●●してあげたのに今日怒られたんだけど」とか「私に恩があるくせになにあれ」とか。
これはデザイナーにも当然当てはまります。
「はあ?昨日このデザインの仕事一部手伝ってあげたのに、今日はめっちゃ指摘してくるじゃん」……みたいな。
なんだかよくわからない自尊心みたいなものがあって、それに反することをされると凹んでしまうのでははないでしょうか。
もしそういう考えを持っている人がいるのならば!……今すぐ捨てましょう。今すぐ切り替えましょう。
切り替えができないのは「その出来事をずっと引きずっている」からです。
一度、3の項目に戻ってみてください。
そして、その日のことはその日で終わり!次の日には次の日の出来事が待っている!そう考え切り替えましょう。

6.人の目を気にしすぎ

これは単純にそのままの意味です。私は学生の頃からこの性格に悩まされてきました。
でもある日、「昨日の自分の言動で不快に思ったかもしれない」と思いながら次の日謝ったら、「なんのこと?」と逆に問われました。
これが何度も続き、つまりはそういうことなんだな、と、ふと気付かされました。
他人は、自分が思うほど自分のことを見ていません。気にもしていません。ちょっと強めに言ってしまうと「どうでも良い」とさえ思っているかもしれません。
単なる「自意識過剰」。「人がネガティブになる大きな要因」と私は考えています。
ただしこれはあくまでも会話の中や日常生活の中でのお話なので、仕事となると話はまた変わってきます。
「それとこれとは別」ってやつです。
ここでもバランスの良い「切り替え」というものが大事になってきますね。

7.とにかく笑う

もうこれにつきますね。笑うのは健康に良いとよく言われますが、メンタルを保つためにも大切なことです。
私は帰宅したら必ず、youtubeなどで笑える動画を毎日見て笑うようにしています。家族とも積極的に話して、笑います。
ほとんど笑うことがなかった高校生の頃と比べても、今の私のメンタルは比較にならないくらいすごく安定しているなと実感している毎日です。
とにかく笑いましょう。そうすれば悩んでいたことだってどうでもよくなるし、あまり気にもならなくなります。

おわりに

いかがだったでしょうか。
私も昔はかなりネガティブ思考で悩みだらけの毎日でしたが、こういった心がけをすることでちょっとだけメンタルが強くなりました。
デザイナーはお客様のご意向を汲み取るのが難しいお仕事です。
ご意向に沿わなければ指摘を受けることだって少なくはないでしょう。
私もたまには凹むこともありますが、少しづつ切り替えもできるようになってきています。
もし悩んでいる方がいるのならば、やりやすいものから挑戦してみてくださいね。
それではまた次回のブログでお会いしましょう。

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