パンフレットに寿命?リニューアルするタイミング!

どの企業にも必ずと言っていいほど、自社のパンフレットを置いているところが多いと思います。では、そのパンフレットはいつごろ作られているものでしょうか。前に作って以来リニューアルされていない事により、新商品はテプラなどで一冊一冊追記したり、情報更新の紙を挟み込みしたり…。もしくは、訂正箇所が増えパンフレット自体を使用するのを辞めたりされていませんか?

パンフレットは大切なツール

パンフレットは営業ツールとして欠かせないものであり、興味喚起や深い理解の促進にもなりパンフレットがあると会社としての信用性を持たれたりメリットが沢山あります!そのため、古い情報はそのままにせず、新しい情報を提供できるようにしておきたいものです。

とはいっても、パンフレットを作るのは直ぐに出来るものではないですし、費用もかかります。では、いつ頃作り直すのが良いのでしょうか?2年に1回再版している、3年に1回再版しているなど、定期的に更新するルールがない場合、どのタイミングで作り直せばいいのか難しいところです。

パンフレットの作り直しのタイミングで悩んでいるのであれば、いつ替えるのかを決める上で役立つ理論や一般的なタイミングなどをご紹介していきます。

製品ライフサイクル理論

パンフレットを制作しなおすタイミングを図る上でご紹介したい理論が「製品ライフサイクル理論」です。別名「PLC」とも呼ばれています。

製品ライフサイクル理論は、製品が

導入期
成長期
成熟期
衰退期

の4つの時期を経るという理論です。製品、すなわち本文ではパンフレットへ置き換えて、それぞれの時期の特徴についてご説明していきます!

ライバルが急増する成長期

配布先が増え、パンフレットからの受注も増えるなど影響が徐々に実感できるのがこのタイミングです。しかし、同時に新規参入業者が増えてくるのもこの時期で、他にも似たようなパンフレットが多数置かれるようになります。そのため、より手に取ってもらいやすいポジションに置くための工夫や努力が必要になってきます。

安定している成熟期

パンフレットが定期的にある一程の量を再送するような、安定した供給ができるようになると安定期に入ります。ここではパンフレットの消費に急激な増減が発生するなどの変化が起こることは稀です。破れたパンフレットは混ざっていないか、パンフレットが目立つところに捨てられていないかなど、イメージの低下がおこらないように注意を払いましょう。

撤退を見極める衰退期

衰退期に入ると、需要がなくなりパンフレットがあまりはけなくなります。このタイミングでは、かなりの努力をしない限り再度パンフレットが売り上げに影響を及ぼすことはありません。かなりの努力をした上で一時的な効果しか得られないのであれば、それはもう引き時です。パンフレットをリニューアルして、新しい情報を発信していく必要があるでしょう。

導入期から衰退期までのサイクルは千差万別です。しかし、どんな商品でも製品ライフサイクル理論の流れを進んで行くことになります。パンフレットの場合も同様です。パンフレットのリニューアルを考えているのであれば、まず自社のパンフレットがどのステージにいるのかを分析してみましょう。

その他にも、パンフレットの更新をする具体的なタイミングは以下の通りです。

新事業が始まったタイミング

新規事業の開始に合わせてパンフレットのリニューアルをすることは、ブランドイメージの刷新に効果的です。新しい事業の内容だけでなく、どのような方向へ進んでいくのかといった方針などを取引先や顧客に視覚的に伝えるために役立ちます。

創業◯周年などのタイミング

創業からの継続記念をお知らせするのであればリニューアルは最適な手段です。企業によってはパンフレットやホームページだけでなく、ロゴのリニューアルも合わせて行うことがあります。事業を継続して行っていることを周知して信頼を獲得する良い機会になるでしょう。

パンフレットをリニューアルする時の注意

リニューアルすれば自動的にブランドのイメージが良くなるわけではありません。
リニューアルする際には、自社の魅力をきちんと伝えるための注意点があります。それは、リニューアルのコンセプトとブランドの統一感です。

用途や目的を明確に

リニューアルのコンセプトを明確にしておきましょう。リニューアルを通して、伝えるべきことを制作の前段階で定義しておくことで、会社案内パンフレットはより魅力的になります。

自社でコンセプトを検討することも大切ですが、制作会社の意見も聞いてみましょう。制作会社によっては、第三者の視点でヒアリングを行ってくれます。リニューアルコンセプトに込められたメッセージが伝わりやすい高品質な仕上がりを手助けしてくれるでしょう。

ホームページもパンフレットのイメージで統一

コンセプトを伝える方法はパンフレットだけではありません。リニューアルする媒体を増やすことで、新しいブランドイメージの統一感を出すことできます。

そこで活用できるのが、ホームページのリニューアルです。パンフレットと同じ、もしくはそれ以上に見られることが多い媒体です。たくさんの顧客にリニューアルを知ってもらうことができます。

まとめ

以上、パンフレットのリニューアルするタイミングをご紹介しました!

パンフレットは企業にとって重要な営業ツールの一つですので、何年も変えていないパンフレットでは情報もデザインも古いなと顧客にマイナスなイメージを持たれかねません。
その商品のパンフレットがはけなくなったり、情報が古く紹介しづらさを感じられている場合は、パンフレットとホームページも合わせて更新するタイミングかもしれませんね。

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